人類の反撃が始まる

ベッドサイド

ついにワクチンがイギリスで摂取されはじめましたね。記事タイトルはそんなワクチンに期待を込めたイギリス紙の見出しでした。エリザベス女王も近々受けられるようです。

僕自身はワクチンができるのはかなり時間かかるのではないかと思っていた側の人間なので、このスピードには驚かされました。控えめに言って素晴らしい快挙だと思います。とはいえ、日本で実際にワクチンを皆が接種して効果を発揮するのは来年以降になりそう。まだしばらくはマスクと手洗いの日々は続きます。

ウイルスは目に見えないので、感覚的に捉えようのない部分が多い。目に見えないといえば、東洋医学で扱う「気」もまさにそう。実際に「気」が日本で知られるようになった時、「そんなものはない!」と主張する否定派、「どんなことでもできる魔法のパワー」と主張する神秘派。ひどい言われようをしたものでした。新型コロナで話題になった情報のパンデミック(インフォデミック)に近いものを感じます。ただし否定派も神秘派もどちらも「目に見えないものを理解しようと努力しない」と言う点で共通点がありそうです。

否定派は目に見えない存在そのものを否定している。
神秘は存在を認めるけれど、理解を放棄している。

文化の違いはあれど、「気」にも中国医学・東洋医学なりのロジックがあり、これを放棄してしまえば、それこそトンデモ医療になってしまうでしょう。特に観察を五感を研ぎ澄ます伝統医学は、存在を否定してもならないし、理解を放棄しようとしてもいけない。有るかもしれないしないかもしれない、ただ観察して答えを導いていく。そこには現代の科学にも通じる部分があるのではないでしょうか?

「気」が神秘的な意味合いになってしまったように
「コロナ」がただの風邪だと言ってしまわないように
学べることはまだまだあると思う今日です。

それでは良い週末を!

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