中医学・東洋医学– category –
五臓六腑、弁証論治など、東洋医学・中医学の基本的な考え方を解説しています。傷寒論などの古典の読み解きも含みます。「なぜ鍼灸はこうアプローチするのか」という背景を知りたい方や、中医学に興味がある方向けの記事です。
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傷寒論 11条(寒熱の真否)
新型コロナの感染者がまた増えてきた。大阪では時短営業がまた始まるみたいだ。新型コロナ病床のために病院に行けず、慢性病悩む患者さんたちの受け皿に鍼灸院は少しでもなれるだろうか? 鍼灸は既存の医療とは離れた地位にあるけれども少しでも社会貢献す... -
傷寒論 8条9条(病の経過)
比喩をどう捉えるか? -
傷寒論 太陽病(上)5条
前回の続きはこちら傷寒論 太陽病(上)1条傷寒論 太陽病(上)2条傷寒論 太陽病(上)3条傷寒論 太陽病(上)4条 傷寒二三日、陽明、少陽証不見者、為不伝也。(5) 傷寒の症状が2、3日経ってから「陽明証」「少陽証」が見られないのは病が悪化し... -
傷寒論 太陽病(上)4条
前回の続きはこちら傷寒論 太陽病(上)1条傷寒論 太陽病(上)2条傷寒論 太陽病(上)3条 今日は4条を見ていく。4条では「伝」と言うキーワードが出てくる。現代医学と同じように、伝統医学でも鑑別は行われていた。「どの症状にはどんな薬が合うのか... -
汗って何だろう?②
前回の続きはこちら汗って何だろう? むかーしの医書をめくっているとこんな文言に出会います。 以天地為之陰陽、陽之汗、以天地之雨名之。【素問・陰陽応象大論】 「汗は天から地に降る雨のようだ」とは何ともシャレオツな表現ですねぇ「陰」とか「陽」と... -
乾癬(銀屑病)について②
前回の記事はこちら乾癬について(現代医学)乾癬について① 前回、乾癬は鍼灸では比較的、治療方針が固まったお病気だとお話しました。そのキーワードが「血熱(ケツネツ)」伝統医学に触れない人には馴染みのない言葉ですが「血(ケツ)」は体を潤す物質・栄養... -
太陽病(上)1条
前回の続きはこちら 鍼灸師が傷寒論を読む 太陽と言うのは、お天道様のことではない。伝統医学では、体の一番表側のことをさす。つまりは「体の一番表面の部分に何か異常があるよ!」と言うのが太陽病。この「表面」と言うのは相対的(伝統医学のキーワー... -
傷寒論をよみとく
伝統医学には四大聖典と呼ばれているものがある。伝統医学の大きな枠組みを作った『黄帝内経』鍼灸の専門書である『難経』本草(生薬)の専門書である『神農本草経』そして今回取り上げる病気の症状と漢方薬の処方が書かれた『傷寒雑病論』 他の三冊が基礎... -
脈・脉・みゃく
脈と言えばと聞かれると何をイメージするだろうか?赤い液体が通るゴムチューブみたいなもの現代医学ではそういうものとして捉えられる事が多いし、心臓や肝臓などの臓器に比べてものすごーく存在感が薄い・・・ 比べて伝統医学では、この「脈」の存在が大... -
呼吸の不思議
疲れて話したくない・・・動くとすぐ動悸がする・・・すぐに息が上がってしまう・・・ 胸に集まると考えられてきた「宗気」はこういった症状と関連があると考えられてきました。今でいうと、心臓の拍出や肺の呼吸機能と大きな関わりがあると考えられるよう...