10月1日は中秋の名月でした。
当院でも診療後にお月見を
させていただきました。
台風のない中秋の名月は久々な気がして
珍しく?お団子たしなみながら秋の夜長。
新型コロナウイルスの騒ぎもあってか
季節感を失いつつあったので、
心なしか季節に合わせて体が
リセットされたような気分になりました。
季節に応じて体が変化していくのも
東洋医学の一つの面白さかもしれませんね。
そんな素敵な機会を与えてくれた
お月見ですが、
大昔にもお月見していた人はいたようで
こんな唄を残してくれていました。
中秋月 蘇東坡 暮雲収まり尽くして 清寒溢れる 銀漢声なく 玉盤を転ず この生この夜 長しえに好からず 明月明年 いずれの処にか看ん
「夕暮れ時の雲は消えて 清々しい空気が夜空に満ちている。空には音もなく 美しい月が輝いている。この一生にしてこの夜 いつまでもこのような月が見られるのだろうか?この美しい月を、来年はどこで見ているのだろう」
すごい勢いで世の中が変わっていく中で
悲しいニュースもたくさん見る機会も
増えてきました。
来年見る月はどんな月になるのだろう
飛び上がるような楽しみもいいですが
そんなささやかな楽しみを持って
日々を過ごしたいものですね。
追記
中秋の名月って満月じゃないんですって
(恥ずかしながら最近知りました)
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