あけましておめでとうございます。
去年は良くも悪くも社会というものの影響力を感じて人と会えないからこそ、人に会う喜びや大切さを思い知らされた1年でした。なかなかに出不精な自分ではありますが人と話す喜び、人に触れるときの温かさに、人は1人では行きていけない生き物なのだなと改めて実感させられました。
ところで東洋医学には「一陽来復」という言葉があります。由来は『易経』。一番つらい時にこそ、一番苦しい時にこそ良き未来の可能性が芽吹いているという意味です。物事に常に二面性があるように、明けない夜が無いように、今年は人の可能性を信じ続ける鍼灸師でありたいと思います。
コロナとともに人の機械化、AI化がどんどんと進む世の中で、
「なんでこんなに古臭いお仕事してるの?」
なんて言われることもありましたが、新しくなる世の中だからこそ、古く人がむき出しで生きていた頃の医学は輝くのではないでしょうか?
本年も鍼灸を通して一つでも多くのお身体の悩みを解決したく邁進したい所存です。
今年もよろしくお願いします。
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