古医書– category –
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傷寒論14条(桂枝湯証兼証1)
桂枝加葛根湯(葛根湯)はどんなお薬なの? 頚椎症、腕のしびれ、頭痛、五十肩、肩こりなどや目眩や風邪の時など幅広く使われるお薬です。 古典の使い方と現代の応用を読み解いて、葛根湯を紐解きます。 さらにそんな場合鍼灸ではどう考えるのでしょうか? 鍼灸師による東洋医学的な解説と葛根湯を針で表現する方法を探ります。 -
傷寒論12・13条(桂枝湯証)
桂枝湯は少しだけ裏証を意識する。 -
傷寒論 11条(寒熱の真否)
新型コロナの感染者がまた増えてきた。大阪では時短営業がまた始まるみたいだ。新型コロナ病床のために病院に行けず、慢性病悩む患者さんたちの受け皿に鍼灸院は少しでもなれるだろうか? 鍼灸は既存の医療とは離れた地位にあるけれども少しでも社会貢献す... -
傷寒論 8条9条(病の経過)
比喩をどう捉えるか? -
傷寒論 太陽病(上)5条
前回の続きはこちら傷寒論 太陽病(上)1条傷寒論 太陽病(上)2条傷寒論 太陽病(上)3条傷寒論 太陽病(上)4条 傷寒二三日、陽明、少陽証不見者、為不伝也。(5) 傷寒の症状が2、3日経ってから「陽明証」「少陽証」が見られないのは病が悪化し... -
傷寒論 太陽病(上)4条
前回の続きはこちら傷寒論 太陽病(上)1条傷寒論 太陽病(上)2条傷寒論 太陽病(上)3条 今日は4条を見ていく。4条では「伝」と言うキーワードが出てくる。現代医学と同じように、伝統医学でも鑑別は行われていた。「どの症状にはどんな薬が合うのか... -
傷寒論 太陽病(上)3条
前回の続きはこちら傷寒論 太陽病(上)1条傷寒論 太陽病(上)2条 インフルエンザが流行るとこぞって議論になるのがこの条文の「傷寒」である。典型的な悪寒、関節痛、それに加えて吐き気これに展開の早い臨床像を示せばまさにインフルエンザとクリニッ... -
傷寒論 太陽病(上)2条
前回の続きはこちら・鍼灸師が傷寒論を読む・太陽病(上)1条 ざっくり言うと太陽病とは 脈が浮く、 頭(後頭部)が痛んで寒さを嫌う の二つの症状である。それでは次の条文をみてみよう。 太陽病、発熱、汗出、悪風、脈緩者、名為中風。 (2条) 前条の太... -
太陽病(上)1条
前回の続きはこちら 鍼灸師が傷寒論を読む 太陽と言うのは、お天道様のことではない。伝統医学では、体の一番表側のことをさす。つまりは「体の一番表面の部分に何か異常があるよ!」と言うのが太陽病。この「表面」と言うのは相対的(伝統医学のキーワー... -
傷寒論をよみとく
伝統医学には四大聖典と呼ばれているものがある。伝統医学の大きな枠組みを作った『黄帝内経』鍼灸の専門書である『難経』本草(生薬)の専門書である『神農本草経』そして今回取り上げる病気の症状と漢方薬の処方が書かれた『傷寒雑病論』 他の三冊が基礎...