こんにちは
昨日の大阪ではものすごい雷雨がありました
夜中に起きて調べていたら「春雷」と言うそうです。
浅学なもので知りませんでした。
そういえば、米津玄師の曲にも「春雷」ってありました。
URL貼って起きますのでよければ聞いてみてください。
虫出しの雷
さてさてこの「春雷」調べてみると、
「虫出しの雷」という別名があるようです。
春雷というおしゃれな名前から一気に雰囲気が変わりましたね。
なんで虫?って思いますが、
二十四節気の「啓蟄(ケイチツ)」が由来のようです。
ちなみに二十四節気というのは、
季節の変わり目を敏感に捉えようとした農家さんたちの知恵が
たくさん詰まった暦です。
啓蟄は春を感じる最初の時期
啓蟄は
「啓(ひらく)」と「蟄(むしが地中に隠れる様子)」
を合わせた言葉です。
寒くて地中にこもっていた虫たちがそろそろ暖かくなってきたな
と顔をだす季節だというくらいの意味でしょう。
暦では3/8ごろに当たるようですね。
この次の暦が春分なので、虫たちちょっと気が早いですね。
もしかしたらそんな虫たちに
「さっさと起きろ!」
と活を入れるかのような雷が「春雷」なのかもしれません。
(個人的には昔の人はよく自然を観察してるし愛があるなぁ関心してしまいました。)
身体にも春が来る
さて春の陽気に誘われているのは虫だけではありません。
人体も季節の影響をモロに受けています。
三寒四温と言われるくらい寒暖差の激しい春の時期。
お身体も
「どっちの気温に合わせたらええねん!」と
文句を言わんばかりに血管はかたくなり
筋緊張も強いので、気分的にもイライラしやすくなります。
先人の知恵では五臓でいう「肝」がダメージを受けやすく
肩こり、めまい、耳鳴り、吐き気などなど
下から突き上げるような症状が多く現れます。
パニック障害などの精神疾患も
この時期は不調になりやすいかもしれませんね
東洋医学でもこの時期は
「よく睡眠をとって、ゆったりした服着て、機嫌よく過ごそうね」
なんて書いてあったりします。
もし最近気分が安定しないなあと思われることが
あったら春のせいかもしれません。
体調がよくない、気分がよくない時ほど
自分を振り返ってみるのも良いかもしれませんね
あとは辛い時は鍼灸師の先生に相談してみてください。
お身体のこと教えてくれると思いますよ。
それでは
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