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傷寒論 太陽病(上)1条
傷寒論 太陽病(上)2条
傷寒論 太陽病(上)3条
傷寒論 太陽病(上)4条
傷寒二三日、陽明、少陽証不見者、為不伝也。(5)
傷寒の症状が2、3日経ってから「陽明証」「少陽証」
が見られないのは病が悪化していない。
4条をさらに一般化したのがこの条文である。
ただ各家の名医の意見によれば
「伝」が起こるかどうか判断するのは脈に拠るという点で一致してる。
個人的にも至言だと思う。
また
5条では「陽明」「少陽」と言った具体的な事象について述べ
4条では「伝」が起こるかどうかだけについて述べている。
実際にどの経に病が入っているかを調べるのは、
ここで述べている概論以上に注意深く身体を観察する必要がある。
そういう意味でもこの4条、5条の言い回しは
張仲景の臨床家らしい一面を感じる。
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