深い思考は持たないが行動力のある二人のネズミと
深い思考をもつが行動力のない二人の小人
どちらも迷路に入ってチーズを探すのだけれど
ネズミにも小人にもそれぞれの個性が現れる寓話
僕らにとっての「迷路」は何なのだろう?
僕らにとっての「チーズ」って??
寓話の中では
過去にとらわれてなかなか前に踏み出せない
「小人のホー」が愚かな人として描かれていた。
昔の成功体験や栄光にしがみつくその姿は
読んでいる側から見ても愚かなのだけれど
自分の中にも「小人のホー」がいないか?
と言われると・・・
このコロナの時分に改めて読むと
僕にとっての
「チーズ(本当に大切なもの)」
って何なのだろう?
とふと考えさせられてしまう
そんな一冊なのでした。
ソーシャルディスタンスのせいか
プロローグとエピローグの
何気ない談笑のシーンが何とも愛おしい
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