素問– tag –
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中医学から考えるお腹の張り
お腹の張りは昔から人々を悩ませてきた 消化器系の疾患でよく見られるお腹の張り(腹部膨満感)は、昔からよく知られた症状で様々な治療法が模索されていました。古い伝統医学の本では、中満1・満病2・腹気満3などと呼ばれ治療されてきました。それぞれに... -
養生のはなし
春の三ヶ月、これを発陳ハッチンという。天地はともに生まれ、万物は栄える。遅くに寝て早く起きよ。庭に出ればゆったりと散歩し、髪もゆったりとさせ、「生」という字に合う様な心持ちにする。生かして殺すなかれ。あたえて奪うなかれ。これが春の気に応じるということであり、養生の道である。 -
汗って何だろう?②
前回の続きはこちら汗って何だろう? むかーしの医書をめくっているとこんな文言に出会います。 以天地為之陰陽、陽之汗、以天地之雨名之。【素問・陰陽応象大論】 「汗は天から地に降る雨のようだ」とは何ともシャレオツな表現ですねぇ「陰」とか「陽」と... -
温病条弁 原病篇⑸
前回の条文はこちら 伏気温病においては気温差が大切であろうとべた。前回までは細かく病状を細分化してたが今回はもう少し大風呂敷を広げて、寒熱という視点で大きく鑑別する。 《刺志論》曰、「気盛身寒、得之傷寒、気虚身熱、得之傷暑」。 《刺志論》曰...
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