盧 嘉林– Author –
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傷寒論34条(熱下痢)
こちらは専門的な記事です 原文 太陽病、桂枝証、医反下之、利遂不止、脉促者、表未解也。喘而汗出者、葛根黄芩黄連湯主之。葛根黄芩黄連湯方葛根(半斤) 甘草(二両炙) 黄芩(三両) 黄連(三両)右四味、以水八升、先煮葛根、減二升、内諸薬、煮取... -
傷寒論32条・33条(下痢・吐き気の症例)
こちらは専門的な内容の記事です。 原文と意訳 太陽与陽明合病者、必自下利、葛根湯主之。太陽与陽明合病、不下利、但嘔者、葛根加半夏湯主之。葛根加半夏湯方葛根(四両) 麻黄(三両去節) 甘草(二両炙) 芍藥(二両) 桂枝(二両去皮) 生薑(... -
傷寒論29条(陰陽両虚の場合)
施術しながら経過を観察し、場合によっては処方を変更しながら効果を上げていくことの大切さ -
傷寒論28条(桂枝湯証に似た証)
病気の中には一見似ているが、実はそうではないものというのがちらほらある。今回は太陽病のような発熱と頭項強痛が一見あるが桂枝湯の適応ではない証である。今回はその一つである桂枝去桂加茯苓白朮湯をみていこう。 -
老中医による針の症例(胃の痛み)
老中医とは、中医学においてベテランで腕のある者が名乗れる称号です。今日は陸瘦燕リクソウエンという老中医のカルテを見ていきたいと思います。陸瘦燕は教育者としても有名で、現代中医学を代表する老中医の一人です。今日は彼の医案から胃痛の症例をご紹介します。 -
機能性ディスペプシアと薬
不快な症状を呈する機能性ディスペプシア(以下、FD)ですが、どのようなお薬が使われているのでしょうか?機能性消化管疾患ガイドライン2022からまとめてみましょう。 -
全日本鍼灸学会学術大会に参加してきました
鍼灸と他の医療職の連携や診療ガイドラインへの鍼灸の導入・評価方法の模索など多岐にわたるテーマが議論された学会でした。 -
食欲不振の症例(気鬱)
前回のブログでは食欲不振は単純な虚証のものの他に、実証による症例を見てきました。今回は単純な脾胃(消化器系)の問題だけではないタイプの食欲不振を見ていきます。 -
食欲不振の症例・後半(停食)
今回は食欲不振には二つのタイプがあること、また宿食の紹介をしていきます。 -
食欲不振の症例・前半(停食)
一般的に食欲不振は、食欲不振→体力の低下→体重減少と身体が弱っていくので、中医学では虚証と見て施術することが多いようです。しかし中には虚証とは必ずしも言えないような食欲不振が存在しており、一般的な治療で改善しないことが少なくない。今回の症例では、そんな虚証ではない食欲不振の医案を取り上げます。