【症例】50代 男性 ぎっくり腰(卒腰痛)

50代 男性
主訴:ぎっくり腰

初診時;
歩くのもままならないほどのぎっくり腰で、ご連絡いただく。来院時もベッドで座ることもままならず、診察がまともにできない。腰に強い熱感があり局所取穴でとりあえず、可動域を作る。
舌診;紅舌
脈診;やや細い
腹部;全体的に固く、下腹部は力がない

腹診はぎっくり腰において所見が取りにくい。補腎と活血を主体として施術する。少し歩けるようになって帰っていただく。

2診目;
前回の施術後、いつもよりポカポカした感覚と発汗があり、座位はできるようになる。
舌の赤みは落ち着くが、脈はまだ細い。活血を外して補腎を主体として引き続き施術。

3診目(4日目);
痛みはかなり改善し10→2程度へ。腰がふわふわしたようなだるいような感覚に襲われる。
腰軟は腎虚の典型的な所見であるため、引き続き補腎を行う。

6診目(1ヶ月後);
長時間立った姿勢でいると、腰のだるさが出るが日常生活はかなり送れるようになった。痛む前より腰の調子は良い。若い頃から、肌荒れを非常に気にされていたので、こちらの施術も加えて定期的に見させていただく。

雑感

ぎっくり腰と一口に言いましても、程度によってかなりその様子は違うようです。今回の方は、階段や座るものままならないほどのぎっくり腰とのことで、とりあえず横になるれるよう施術した症例です。本来であれば、弁証してしっかり配穴しますが、応急処置的に施術した症例でした。

当院では腰痛・坐骨神経痛に
多くの改善例がありますが
施術は個人差があります。
上記に似た症状でお困りの方は
お問い合わせください。

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