東洋医学– tag –
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表証があっても裏虚を優先せよ(傷寒論50条)
これは鍼灸師や漢方家に向けた専門的な記事です。 東洋医学にはいくつかの治療原則がありますが、「表証があっても裏虚を優先せよ」はそのうちの一つです。今回はその原則が生まれるきっかけとなった条文を見ていきます。 原文 脈、浮緊なる者は、法当に身... -
中秋の名月
10月1日は中秋の名月でした。当院でも診療後にお月見をさせていただきました。台風のない中秋の名月は久々な気がして珍しく?お団子たしなみながら秋の夜長。 新型コロナウイルスの騒ぎもあってか季節感を失いつつあったので、心なしか季節に合わせて体がリ... -
不眠症のパール
胃和さざれば、すなわち臥して安ぜず。 《黄帝内経》 胃に何らかの異常があれば、横になっても眠れないよ現代語訳すればこんなところだろうか食べ過ぎで寝苦しいことは誰もが一度は経験されたことがあるだろう専門的に言えば食べ過ぎると一時的に胃が食滞... -
顔面の浮腫
施術の中で顔面の浮腫について調べました。 肺気虚もしくは脾陽虚(中医症状鑑別診断学)とありました。定位の差はあれど気レベルの病であること陽明・太陰経との関連が強いようです。急性期には肺気不宣もありました。これは風水証を連想させますねー顔面... -
中華と油と東洋医学
油の魔力
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