消化器系関連– category –
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【症例集】腹痛と下痢と便秘を繰り返す50代女性
施術と経過 50代女性主訴:腹痛。下痢と便秘を繰り返す。不眠 1ヶ月前に風邪を引いてそこから不調が始まる。風邪が回復した後、咳喘息と下痢・不眠が続き、徐々に食事が取れなくなる。 クリニックではIBS(過敏性腸症候群)の疑いを受けたが、あまり改善が... -
【症例集】胃痛、不眠などを伴う不定愁訴の女性
40代女性主訴:胃痛、加えて不眠、ホットフラッシュなどの不定愁訴 3ヶ月前より胃痛を発症。薬物治療で効果が薄かったために追加で鍼灸施術を希望される。 舌診:胖大、舌下静脈暗脈診:緩腹部:小腹硬満、季肋部の張り 初診;仕事終わりなどに胃の痛みが... -
【症例集】胃の不調のために転職した30代男性
胃の不調のために転職した30代男性の症例 ここでご紹介する記事はあくまでも一つの症例です。経過には個人差があります。一方で鍼灸にはさまざまな症状に効果があると考えられていますが現状まだまだ知られていません。当院の症例を通して一人でも多くの方... -
ピロリ菌は除去したほうがいいのか?
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)という名前は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。ピロリ菌は胃の中に生息する細菌で、日本人の約50%が保有していると言われています。この細菌と胃がんや胃潰瘍との関連が明らかになり、除去治療が盛んに行わ... -
慢性胃炎と機能性ディスペプシアの違い
当院でも比較的症例の多い機能性ディスペプシアですが、似た病名に胃炎(特に慢性胃炎)があります。この2つは症状こそ酷似しているのですが、似て非なるものと考えられています。では何が機能性ディスペプシアで、何が慢性胃炎なのでしょうか? 慢性胃炎... -
老中医による針の症例(胃の痛み)
老中医とは、中医学においてベテランで腕のある者が名乗れる称号です。今日は陸瘦燕リクソウエンという老中医のカルテを見ていきたいと思います。陸瘦燕は教育者としても有名で、現代中医学を代表する老中医の一人です。今日は彼の医案から胃痛の症例をご紹介します。 -
機能性ディスペプシアと薬
不快な症状を呈する機能性ディスペプシア(以下、FD)ですが、どのようなお薬が使われているのでしょうか?機能性消化管疾患ガイドライン2022からまとめてみましょう。 -
食欲不振の症例・後半(停食)
今回は食欲不振には二つのタイプがあること、また宿食の紹介をしていきます。 -
天枢ってどんなツボ?
天枢の治療効果を解剖学・東洋医学・現代のエビデンスから考察します。 -
中医学から考えるお腹の張り
お腹の張りは昔から人々を悩ませてきた 消化器系の疾患でよく見られるお腹の張り(腹部膨満感)は、昔からよく知られた症状で様々な治療法が模索されていました。古い伝統医学の本では、中満1・満病2・腹気満3などと呼ばれ治療されてきました。それぞれに...
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